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騎羅

・Author:騎羅
Job:LightArtist
Hobby:コペン、チャリ、写真

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ひとつひとつ…

  • 蒼コート戦士
     「絵自体の調子は悪くないのに、筆が進まないのはなぜだろう?」」
     「それはイメージがないってこと。ダメダメってことさ」

     そんなわけで、相変わらず描くペースが遅い自分ですが、数年前のように絵が描けずもがいている状態とは少し違い、描けるはずなのになかなか描き出せず、結果的に例年通りな昨今です。
     でも、先日たまたまアナログ描きの方のライブを観ていて、アナログってのはつくづく手間のかかる作業だな、と思ったのですが、1つ1つを面倒がらずに丁寧に仕上げていく姿に心打たれました。CGに移行して久しいですが、そんな当たり前な感覚を忘れていた。

     単純な話、アナログに「選択範囲」なんて便利な物はない。
     マスキングとかすれば作れるが、とても面倒な作業だ。しかしCGならば主線が閉じてさえいれば簡単に部分的な選択範囲を取ることが可能。最近では少々隙間があっても作れるツールもある。
     元々、自分はペインター6を愛用していた人ですが、ペインターも選択ツールには少々癖があってあまり使いやすい物でもなく、CGになってからもペインターの頃は選択範囲は使わず、アナログと同じ感覚で塗ってたのだが、OSの問題でペインター6が使えなくなりSAIに移ってからはその便利機能におんぶに抱っこ状態になっていた。

    uo20031.jpg それが悪いわけじゃないけど、自分の表現技法としては、あまり範囲を指定しすぎちゃうと困る部分もある。
     また、選択範囲を意識するあまり、「線を閉じる」事に意識が行きすぎてしまう事も多くなり、絵の伸びを殺している部分も多かった。絵質によってそれは人それぞれだが、自分の場合その意識が硬さにも繋がっていた。

     とにかく、便利機能を使うために、色々犠牲にしていた。

     絵の道で食べていくには正直「速さ」は必要不可欠です。
     絵の単価は上がるどころか下がっている傾向も見られるし、権利関係も奪われる事の方がほとんどになっている。印税がないってことは、固定の稿料分をどれだけの時間で終わらせられるかが全てになる。3万円の稿料ならば3日以上かけてしまうと正直苦しい。
     こういった事を考えると、どうしても1つの絵に時間をあまりかけられないわけだ。
     仮に1日1万を1年維持出来たとしても年収は365万だ。そこから経費分を引いた分が所得になる。印税がない以上、物理時間=得られるお金になるため、二十歳程度の頃ならともかく、一生その年収かと考えると、イラストレーターというのがどれだけ苦しいものなのか理解に難くないでしょう。

     つまり、速ければ速いほどに、生活も少し楽になる。
     また、売れていくほどに仕事の依頼も増えるし、それをこなすためにも速さは重要になる。

     最近はpixivなどで凄い上手な人を多く見掛ける。プロより上手い、凄いじゃないかって人も多く見掛けるよね。でも実はそういう理由もあって、アマチュアの頃の方が時間も多くぶつけることも可能であって、プロになってしまうと出来なくなってしまう事も多い。ものすっごい絵を描いてたアマチュアの人が、プロになってから作品発表数が減り、1つ1つの作品の密度も落ちていってしまうというのは、多分多いでしょう。趣味、または本業の片手間の副業としてやっているならその限りではないが、イラストレーターを本業としてしまうとどうしてもそういう部分に陥りやすい。

     自分は、そういう部分がイヤで、少し距離を置くようになったんだけどね。
     それでも心のどこかに常にある焦りのような物が拭えない。
     絵は1日で想像し、3日以内に終わらせないと絶対にいけない!っていう強制観念みたいなのが今も無意識下に感じている。よっぽど食うに困らないだけの大金でも手に入らない限り、完全払拭するのは難しいかとは思う。

     でも、必要以上に焦る必要はない。
     不思議な話、心から「何日かけても問題ない」と思えると、一日で描けてしまうことも少なくない。
     最初の話に戻るが、とある絵描きさんのライブで、時間と手間のかかるアナログ絵を1つ1つ焦ることなく丁寧に積み重ねていき、そして想像以上に速い速度で完成させている姿を見て、気付かされた。

     確かに選択範囲とか楽です。
     でも、それが自分の絵質に合わないのにこだわるのはストレスだし、逆に時間もかかってしまう。
     また、ここ1年くらい「線画」に悩んでいたわけですが、ペン入れもだるい作業だし、省略したいし、線画に頼らない絵というのも好きなので可能ならやってみたい。とか思ってたわけですが、それが自分の絵質に合っているなら問題ないが、俺の絵はまだちょっとそういう所とは違う。
     そんな当たり前な事に気がついた。

     アナログだった頃、ペインターだった頃、自分はどんな線画の作り方をしていたかな?と振り返る。
     あの頃も試行錯誤だったので色々試していたが、自分がフルデジタルになる前に、「1つの形」にはたどり着いていたことも思い出した。それをCGでやるには難しいため、以前は上手く表現出来なかったが、今ならそれなりに出来ることもわかった。選択範囲を作り難いが、選択範囲などなくてもじみちに描き、はみ出したら地道に消していけば、いつか絵は完成するという当たり前なことも思い出した。

     やっと、今あるツールで、ベストの自分の絵の表現の仕方がわかった気がします。

     ま、ここまできて結局一番最初の「イメージがないってことで、ダメダメじゃん」ってとこに戻っていって、しょんぼりなわけですがw でも「描けるのかな?」って不安に思ってた部分がある程度解消されたので、何か描きたいイメージが出てきたときには不安なく描き出せるというのは大きいです。


     しばらくはワンパターンに、適当な立ち絵を繰り返そうかな。時間取れれば…。
     自分の絵を並べてみると笑えるのですがw
     長い時間かけて、「とにかく顔」って時期があり、「バストアップ」って時期があり、最近やっと「全身」になった。試したい事をまいど色々やってるので、基本的に同じような物を繰り返すことになる。同じじゃないと差異がわからないし。多分今後もそんな感じで似たようなのを、ちょこっとずつ変えた物を作っていく作業になるかと思う。来年くらいにはちゃんとした1枚絵を描けるようにはしたいな。もうここまできたら慌てて焦っても仕方ないのでじっくりいきたい。

     余談ですが、高確率で剣を持ってるのも仕様ですw
     ファンタジー好きなのに、ファンタジーを描けなくなっているトラウマがある。この絵も最初は部分鎧をつけさせようとしてたのだが、結局剣しか残らなかった。なぜか鎧類がまったく描けない……。某ファンタジー系のTCGの仕事でも「しばらくの間、戦士系は避けさせて欲しい」と無茶なお願いをしているくらいだ。
     でも、やっぱりファンタジーという題材は好きなのです。
     いつかちゃんと、今の絵柄の自分のファンタジーが描けるように、今は剣だけを持たせている。

2011/04/25/ 09:12 絵庫(雑記) / TRACKBACK(0) / COMMENT(0) / PAGETOP  

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