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騎羅

・Author:騎羅
Job:LightArtist
Hobby:コペン、チャリ、写真

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アルテイル-sai

  • UO0103.jpg

     今回の仕事はSAIで全部仕上げてみることにした。
     まだつい先日使い始めたツールなので、正直右も左もわからない。でも、たった1枚の習作に使っただけでも、ペインター9、10よりも好印象だったし、もうちょっと使い込んでいけば面白い絵が見えてくるかな、とも思えたし。

     結論から言えば、かなり手に馴染んだ。

     ペインター9や10と比べたら言うに及ばず。神器とも思えるペインター6にも、自分にとって致命的な欠点があるため、総合的にはSAIの方が今自分が表現したい方向には適してるとさえ感じた。ペインター6だったら当たり前に出来たことがSAIでは出来ない。そういう点は多分に存在する。しかし、どうしてもペインターに求めても手に入らない部分がSAIにはあった。これは大きい。

    UO0101.jpg 先日の習作のときに「テクスチャーは使い物にならない」と書いてたが、ペインターとは違う仕組みになっていて、レイヤー1枚1枚、筆1つ1つにテクスチャーを割り当てる形式になっているため、ペインターとは違う方法で、上手くやればそれっぽい表現が可能なことがわかった。コントロール仕切ることは難しいが、つるっつるの質感以外のノイズが絵に込められることは、個人的には大変嬉しい。



     ↓↓↓


 ここ数年、何に悩んでいたのか?
 言葉にするのは難しいです。
 ただ、自分は自分が自分の絵を描くとき、至らない腕であっても自分の絵を大切に思い、描き、そして完成。それが例えまだ足らない作品であっても、その先にある目標には1枚ごとに近づいて行ってれば気に病むこともなかった。

 でも、いつだか、自分が自分自身の絵に、全否定する感覚が生まれてしまった。

 多分、このサイトを見に来てくれてる人の90%以上がウインドウズユーザーだと思うが、マックとウインではデフォルトの画像表示ガンマが違う。マックでデリケートな色の表現をしていても、ウインで見ると酷く強い濃淡になり、ガビガビになっていたり……。それはそれで仕方ないことだし、自分はあくまでも印刷に出される絵を前提として描いてるので、ネットでどのように見えようと気にすることはなかった……いや、気にしないようにしていた。
 もともと、自分はあまり小綺麗な絵を描こうとは思ってない。
 線にしても綺麗な線より、ノイズの多い味のある線を好み、スキャン後のゴミ取りなどもあえてそれほどやらなかったり、色のはみ出しすらも味としてあえてはみ出しを作ることすらあった。今もそういう考えは変わっていないし、それが世の中と逆行していようと、別に構わない。自分の目指す絵がその先にあるなら、それで構わなかった。んだが……。

 あまりの汚さに、流石に気持ちが折れてきた……。

 数年、病などで倒れていたため、自分の絵に対する冷静さが増したのもあるかもしれない。

 この時点で「自分のもっとも良い絵」が見えなくなっちゃった。。。

 ペインター6水彩の特性というか……これはやり方にもよるのだが、あまり「乾燥」をしない技法の人はいいんだけど、自分みたいにアナログ水彩と同じように、塗り>乾燥>塗り>乾燥…を繰り返す技法は、デジタルだと際限なく色が濃くなっていってしまう。これがアナログだと紙に染みこんだり、絵の具が削れたりで、真黒になることは理論上ないのだが、デジタルはどこまでも黒になっていく。特に線画の線、これがどんどん真っ黒になっていく。隣り合う領域同志を塗ったとき、その接点はお互いの色でどんどん濃くなっていく。どこまでも、どこまで……それをとめることが出来ない、自分には出来なかった。

 こうなると、たとえこれまで通りペインター6を使っても、これまで通りの納得いかない汚さの絵しか描けない。それを気にするあまり中途半端な塗りになってしまったり……。そこでツールを変えてみようと新しいペインターを試すも何かが違う。
 過去に戻ることも、未来に進むことも出来なくなっちゃった状態。

 どうにも上手く、先に進めないならば、今ある現状で最善の絵を描けばいいわけだが、過去の自分の絵を自分が否定している状態だと、それすら難しい。昔は気がつかなかった部分も、色を塗りながら気になって気になって、気分悪くて投げ出したくなって。

 そんな数年……。
 数年っていうか、5年以上か……。

 描きたい、表現したいイメージは一応ある。
 だから、それに近づけるツールをずっと探してたわけだが、やっと、もしかしたらやれるかもしれないツールが見つかった。今回の絵はまだ、やれることとやれないことがはっきりしてなかったし、ちょっと小綺麗になりすぎた気はするけれど、感触は何かを掴めた気がする。少なくとも過去の亡霊につきまとわれることはなく、先が見えた気もする。今は未熟でも「先」を感じられる内は、未来があるし、希望もあるし、自分の気力も漲ってくる。

 まだ、あと1年ぐらいはわからないけれど、今回、やっとはじめて、足踏み状態から、足を一歩前に踏み出せた気がします。


 この絵はアルテイルのイラストですが、今回も物凄い気を遣って頂いて、普通に考えたらそんなの有り得ないだろうっていうようなやり方をさせて頂いた。お陰様で、完璧にとまではなかなかいかないまでも、一歩を踏み出した実感を持てる絵を描くことが出来た。大変感謝しています。

 長いこと、納得いかない、納得いかないという絵ばかりで、申し訳ない気持ちでいっぱいであり、自分自身も情けない気持ちでいっぱいで、そんな状態だから絵を描くのも遅いし、枚数あがらないし、同人作ることなんてとても叶わなかった。そんな低迷している作家に付き合って、これまで愛想尽かさず仕事まわしてくださった仕事先の方々や、そんな自分の絵のファンだと未だに言ってくれる方々には、頭の下がる思いです。
 まだ一歩でしかないので未来はわかりませんが!
 少しは感謝を作品で返せる日が、またやってくる気もしています。
 「騎羅」という名前に込めた想い、知ってる人は少ないと想いますが、
 また騎羅として、騎羅らしい絵が描ける日がいつかくるかと……頑張りたい!

UO0091.jpg


 練習で描いてたものだけど、こういうもやもやしたものから描き出していくような技法も覚えたいなぁ。自分の絵は「鉛筆淡彩」が基本なわけですが、折角のデジタル環境だし、もっとデジタルを活かした技法も覚えていきたいな。

 焦っても仕方ないので、まったり歩んでいこう~

2008/03/05/ 08:52 絵庫(雑記) / TRACKBACK(0) / COMMENT(0) / PAGETOP  

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